由緒沿革(古事記・日本書紀)
御祭神、大物主神(オオモノヌシノカミ)は記紀(記事記・日本書紀)に依ると大国主神(オオクニヌシノカミ)を助け、共に国造りを進めた神と記されており、大物主と云われるようにその御神徳はあらゆるものに通じ五穀豊穣、産業振興、医術、技芸、文化の向上、更に人々の平安を約束する神と云われ、又御祭神が海上より現れた故事に因み、特に漁業振興、航行安全にご利益があると云われ、その信仰は全国的に多くの崇敬を享けております。従古より湖と共に生き、湖の恩恵を受けてきた里人はそのご利益を願い感謝の念をもって江戸時代(祠に記されるも判読不可)讃岐の金刀比羅宮に勧請し、湖を一望できる現在地に小祠を建て航行安全、豊漁を祈願してきました。その後、祠の台座設置、参道整備、更に玉垣の設置等順次整備を行い現在に至る。 平成17年10月10日