安産祭りについて
子授け・安産の御利益があるといわれる珍しいお祭り
古来から、関東屈指の子授け・安産の御利益があると言われる「安産祭り」は、毎年9月の4日〜6日にかけて行われます。 山中諏訪神社は、別名山中明神とも呼ばれ、豊玉姫を祭神とする安産守護の神様。夜祭のみこしをかついだ氏子の女性には、安産が約束されると言われており、古くから妊産婦や新婚女性が集まるお祭りとして全国的に知られています。 本殿から御旅所へ向かい再び本殿に戻ったみこしが、「もうそろ、もうそろ」と御神歌を唱えながら境内をねり歩く様は圧巻。御神木を3回廻れば祭りも最高潮です。
御神歌
山中諏訪神社のご神体である豊玉姫命が、明神山から右龍と左龍の二頭の白龍に導かれて、あるいは龍を従えて「諏訪の宮」においでになるとき、御影(後光)が差していると解釈されています。また、『もそろげにもそろ』については、申し候(もうしそうろう)が転じ、合いの手のように歌中に使われ、豊玉姫と右龍・左龍の神々しさを言い伝えています。 御神歌の模様は上部メニュー内の『動画・写真』の中でご覧いただけます。
安産祭りに関わる人々:インタビュー動画
安産祭り御神輿ルートマップ
安産祭りは、9月4日宵祭りに本殿(山中諏訪神社)から御旅所へ、9月5日本祭りに御旅所から本殿へ、神輿が移動します。ここでは神輿のルートをご紹介します。
4日、5日とも到着前には安産祈願の参列者が神輿の後ろに連なりクライマックスをむかえます。
御旅所 (オタビショ)
御旅所とは、例大祭「安産祭り」において神(一般には神体を乗せた神輿)が巡幸の途中で休憩または宿泊する場所として設けられました。地元では「御霊屋(オタマヤ)」の愛称で呼ばれることもあります。
例大祭 安産祭りでは、4日の宵祭りに神輿が「本殿」からここ「御旅所」へ向かい、翌5日の本祭りは「お旅所」から「本殿」へ向かいます。