白観音について

観音様(正式名:観世音菩薩)は、慈悲(楽を与え苦を除くこと)をもって、済度すること、即ち人々を救って悟りを得させ、又求めに応じ、種々に姿を変えその願いを聞き入れるともされています。
当観音は、旧鎌倉往還の西側出口、通称白観音の尾根の頂きに鎮座し、部落民の旅の安全祈願場所として、また三米弱の尾根は防塁の役目もなし、外敵、動物の侵入防止、疫病阻止の役目も果たしていたと推量されます。祖先がお祀りした原点に帰り、神仏習合時の名残そのままに丁重に祭祀して行くことが、今後の山中部落の繁栄発展に大いに寄与することと信じて疑いません。
例祭日 5月17日

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